先日、福山市に行き、直接現地の方々から聞いたこと見たことを踏まえて、私なりに、福山市の問題点と改善案を記してみます。

1. 福山市には、ポテンシヤルがあります。素晴らしい自然、漁港から水揚げされる豊かな魚介類、大企業を中心とする工業生産量、「洋服の青山」「福山通運」などの企業の発祥地、商業施設が多く立地し、大学も3大学を擁しています。
にもかかわらず、市民は変革を望んでいます。
なぜか?
これらのポテンシヤルが活かされず、特定の人に富が集中しているからです。
民間では、(1)工業部門において、正社員から派遣社員へ、パート社員へと就業形態が変化して勤労者の平均年収が低下しているのに公務員の給与は騰がる一方です。(2)商業部門においては、大型商業施設が増えるのに反比例して商店街が活気を失っています。

2. この様な都市にこそ、『税による所得の再分配が必要』なのですが、それが出来ていないのです。
例えば、、、
① 子育て支援として、「中学校給食の実施」「医療費の無料化」「幼児保育の無償化」を実現させ、子育て層の可処分所得をふやす。
② 学校の耐震化を進め、中小企業の受注をふやす。
③ 新産業の創出、既存産業の活性化、商業施設と商店街との役割分担、食文化フェアーや国際 バラ博の開催などのイベント、観光客(インバウンド)の誘致など、新経済5か年計画を立てるため、産官学による協議会を設置し、これを実行するための委員会を設置する。
④ 高齢者を1人にさせないための、地域食堂やパターゴルフの振興支援。など

3. これらの財源を確保するため、市長や市議が身を切る改革を実行しなければなりません。
① 市長は給与の3割をカットし、年収1800万円を1260万円に!退職金を2665万円から8割カット
② 議員報酬を1033万円から3割カット、議員定数を40名から3割カット
(ツイッターで現行議員定数を60人と指摘していましたが、福山で確認したところ40人の誤りでした。お詫び申し上げます。) 福山市に行政区を設置し、それぞれ支所を設け、公募によって選ばれた支所長が市民ニーズを把握するため、議員定数を削減しても民意が反映されます。
③ 公務員の給与を「同一労働同一賃金」の原則から見直し、「人事評価制度」を改革して人件費の2割をカットする。

4. これらの改革を実行することを阻む、多くの課題が山積しているのが、これまでの福山市でした。
① 福山市議会は、市長選挙に積極的に関与し、イエスマン市長を当選させて市長との馴れ合い政治を行い、チェツク機能がはたされていない。(平成27年度724議案中否決は0件)
② 自治労「福山」は、【来たる市長選は○○の推薦を決定!】との機関誌を発行。併せて以前大阪市交通労組が求めて問題となった《紹介者カードの提出》を自治労福山市職労も同様に求めています。(7月23日付け)。職員の勤務労働条件を団体交渉で決めるのではなく、市長候補を応援・当選させることによって決めようとしているのであって、許せません。「公務員は、全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」のですから、市長選挙に関与してはいけないのです。にもかかわらず、選挙に関与し、選挙運動をすることは許されないのです。
③ 東学区町内会長宛の【福山市長選立候補者○○氏のご紹介】と題してチラシが配布されており、町会組織を集票マシンとして利用しています。村八分にすることを恫喝して。
④ ○○振興組合など多くの補助金を受け取る団体から推薦を受け、その見返りに、補助金交付を約束しているのであれば、大問題なのですが、そのような税金の使い方はして欲しくない。

5. 税金の組み換えを大胆にすることができるのは、政治家だけです。天下り官僚ではできません。しかし、中央官僚神話があって、国から補助金を引っ張ってこれるのは、この人だ、との既成観念があります。そんなことはありません。騙されないでください。
古い福山市を壊して、新しい福山市を創る。福山市を市民満足度ナンバーワンの都市に再生するには天下り官僚ではなく、政治家市長を選ぶ必要があります。
福山の皆さん!今回の市長選挙は非常に大切です。賢明な判断を‼️